英語を英語のまま理解するために:恐れることなかれ

英語を英語のまま理解する

このブログでは幾度となく「英語を英語のまま理解する」という話をしてきましたが、これから複数回に分けて、そのために何をすればよいか考えていきます。はじめに一つ結論を言ってしまうと、英語を英語として理解できるようになるために「これをすればよい」という一つの方法はありません。

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好きこそものの – 鼻をこすれないプーさん

あなたが好きなもの

前回はWinnie-the-Pooh、くまのプーさんから少し長い一文を引用し、それを読み解くために必要な文法のネタばらしをしました。今回はネタばらしした内容に基づいて、この一文を英語の語順のまま読み解いていきます。ここでも目指すのは、先を予測しながら英文を英文のまま理解する英文Readingです。

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たかが文法。されど文法。– 風船にぶら下がるプーさん

可能性の扉を開ける

前回に引き続き今回もWinnie-the-Pooh、くまのプーさんから一文を引用して英文の読み方を考えていきます。このブログを通して伝えたいのは活きた英語の習得であり、受験英語的に文法をゴリゴリ覚えたりすることは良しとしません。とは言っても、活きた英語を使うためには文法を理解することも必要になります。受験英語では目的となっていた文法の理解は、活きた英語を身につけるための手段の一つになります。

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英文読解で文法より大事なこと:クリストファー・ロビンとプーさん

文法より大事なこと

前回、英文読解の題材にするのは相対性理論でもくまのプーさんでも何でもよいという旨のことを書きましたが、今回はその「くまのプーさん(原題: Winnie-the-Pooh)」の一文を引用して英文の読み方を考えてみます。以前アインシュタインの相対性理論の一文を用いた時と同様、英文を英文として読む思考を2回に分けて私なりに考察してみます。

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英文法を間違えて何が悪い

学校で英語を習っていた頃、なぜ文法を間違えてはいけないか、理由は明確でした。テストでいい点数がとれないから。
このブログでは文法と語彙に特化した受験英語からの脱却を目指していますが、これは英文法に無頓着になってもいいと言う意味ではありません。実際、正しい文法を使うことには利点があります。

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英文のReadingに必要な文法の知識

English grammar for reading

お待たせしました、今回は皆さんの大好きな英文法について話します。と言っても、「仮定法過去」や「not only A but also B」などの話ではありません(どちらも大事ですが)。英文のReadingにはどのような知識が必要で、そのために何をすれば良いか見ていきます。

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